日経スペシャル カンブリア宮殿/テレビ東京 2

一昨日の放送では村上龍さんが久しぶりにノリノリでしたね。

村上龍さんは「革命的」な企業という言葉を連呼していました。

ゲストはメガネ21の専務 平本清さん。

私も見ていて、話しに引き込まれる人でした。

さて、何が革命的なのでしょうか

 利益はいらない 

メガネ21では、そのHPやお店の看板に大きく、


「会社に利益を残さず値下げで還元」と書いてあります。


会社に利益を残さない。

本当か?と思われるかもしれませんが、

本当なのです。


実際には、値下げと給料でみんな使っちゃうということなのですが、

こういうことなかなかできません。

開業している先生ならお分かりになると思います。

内部留保。

企業はこれをしなければなりませんよね、普通。


しかし、メガネ21は、

83億円の売り上げがあって、時には経常利益が5万円という年もありました。

賞与はなんと1回で560万ほど出た時もあり、

まさに日本一、社員思いの企業です。

しかし、内部留保からでるはずの

例えば、新規出店の場合や何かのピンチの時はどうするのか?


新規出店の際は、基本的に、メガネ21で働いていて、

独立したい人がお金を貯めて出店するようですね。


全額貯まらなくてもいいんです。

1000万円くらい足りなければ、

全国の同僚が株主となり出資してくれるようです。


こういうことも、給料が高いのでお金がためられる。

また、出資した配当は最高で10パーセントというときも

あったそうで、そういう背景でこのシステムがちゃんと成り立つんですね。


商品も市価の半分。ブランドもギリギリのまで値下げ、

普通なら断られる修理も無料。これならお客も集まります。

しかもノルマはなし、だからボーナスは減ったり増えたり上下するようですが、

それよりも気楽に働けるのがいいですし、

上記のような料金や修理があるので、

自然と売れるのでしょうね。


ただ、心配なのは、会社に何かあったとき、

会社に蓄えがないのですから、

どうしょうもないですよね。


しかし、これにも平本さんはこう答えました。


「会社には内部留保はしていない。

しかし社員に内部留保している。

会社に何かっても社員は食べていける」


なるほど。究極ですね。


働くのは食べていくためですので、

会社がなくても食べていければいいわけですね。


入社する社員もこうしたことを納得の上で入るそうです。


平本さん自身も、危険は危険です。

と言ってました。


「じゃあ、一生食べていけるだけの貯蓄がいつでもあるのか?」

という質問は愚問です。


メガネ21のお話は来週も続きますので、

興味ののある方はご覧ください。

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