技術革新をするから職人として90年いられました

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「職人」というとどうしても「伝統を守る」とか「手作業」というようなイメージでとらわれがちです。しかし、それだけでは企業としても職人としても生き残っていくことはできません。

 機械を入れるときにはこんな風に考えています 

祖父の頃の本当に何でもヤスリ1本で仕上げていた時代から、少しずつ機械が入り、今考えれば、とても幼稚なものもありますが、それでも当時は革命的な物だったなんていう機械があり、それらの積み重ねで今日があります。


錦部製作所はそれでもやはり手作業の部分が多いですね。
それは理由もなく手作業にしているわけではありません。


手作業でやらないと品質が落ちるから、効率は無視しして、あえて手作業でやっています。 これは必要なことです。


しかし、機械でやっても質が落ちない工程で、むしろ機械でやったほうが価格などにも反映できるならそこは機械化しています。

機械化で大事なのは、その機械にこだわるということです。

「同じような器械ならできるだけ安い機械で」と考えると品質が落ちます。


そして、こんなことが起こります。


例えば、ちょっと特殊な穴を開けるのにうまくいないとします。
ドリル変えたり、穴を開けるスピードを変えたり、いろいろ試したけどうまくいかない。


そして、ドリルのメーカーにうまくいかないことを相談すると

「あ?、そのメーカーの機械じゃ、うまくいかないですね」

これは現実にあることです。


研磨するにも0.001ミリを研磨したいという時にどうしても全体が0.001ミリ削れない。
研磨専門の職人に聞くと、そのメーカーの研磨機じゃ無理だよなんてこともあるのです。


ですので錦部製作所では機械を入れるときは、その分野でNO1の機械をいれます。


昨日はそうした勉強も兼ねて、「機械要素技術展」というのに入ってきました。
機械とともにいろんな技術もでていて、かなり勉強になりました。


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