スケーリングの基本(基礎)

スケーリングの基礎(基本)は、
ハンドでのキュレットやスケーラーを使ったスケーリングです。
これは間違いありません。


某大学歯周病教室の教授も
「シャープニングケーリングの基本はハンドです」と仰ってました。
これを読む、先生や衛生士さんも異論はないかと思います。


それを踏まえまして、超音波スケーラーを使っての
スケーリングの基本(基礎)を考えてみたいと思います。

 超音波スケーラー用チップは勝手に動く 

「ハンド」と「超音波スケーラー」の違いは、
ハンドが持っている人が動かすのに対し、
超音波スケーラーは、持っている人が動かさなくても
すでに動いている
ことです。


この「すでに動いていること」を
目一杯、利用するのが、超音波スケーラーを使った
スケーリングのメリットにもなります。


超音波スケーラーを使っての、一番のメリットは、
なんだと思いますか?


「時間が短縮できること」ではありません。

もし、この考えをお持ちの先生や衛生士さんは
たった今から、2番以降にしてください。とても危険です。


なぜなら、時間を短縮を一番に考えると、
つい、パワーを上げたりして、患者さんに痛みを与えてしまうからです。

超音波スケーラーを使っての、一番のメリットは、

術者と患者さんにやさしい治療ができること
です。


そのために必要なのが・・・・・

 やさしい治療はやさしく当てることから 

単純に考えてもらえればいいんですね。
痛くない治療をするためには、痛くないように超音波チップを
当てればいいんです。


それをフェザータッチと呼んでいます。

直訳すれば羽毛を触るようにという感じです。


このフェザータッチが可能なのは、
人の力ではなく、超音波で動く、
超音波スケーラー用チップだからこそですね。


まずは、ぜひ、このフェザータッチを心がけてみてください。


合わせて読みたい関連記事

>>フェザータッチを可能にするペリオ用超音波チップ


カテゴリー[歯科医師さん向け, 歯科衛生士さん向け]

歯科医療機器で歯科医院の売り上げが変わる21の裏事情

この無料小冊子を知らないなんて、あなたの医院はきっと損をしている。

【歯科医院向け】売上がアップする21の裏事情を今すぐ無料ダウンロード

コメントを残す

CAPTCHA



»

«

このページの先頭へ