日経スペシャル カンブリア宮殿/テレビ東京 

日経スペシャル カンブリア宮殿/テレビ東京 

 

   企業は利益を上げなければならない。


  だけど利益を優先させると製品はどんどん悪くなる。


  いい製品をつくって、利益は少し、あとからついてくればいい、

   
  まあ、理想なんだけどね、

  
  でもこういう気持ちがなくちゃ、だめになる



これは錦部製作所・二代目現社長、錦部教将の言葉です。


 利益の奥にあるもの 


テレビ東京のカンブリア宮殿をよく見るんですが、
先週、先々週と村上龍さんのテンションが
いま一つだった気がします。


その理由は、

「売上の先にあるものが見えなかったから」

かなーと感じております。


先々週は家庭教師派遣のトライの専務さん。
そして、先週は靴のABCマートの社長さんが出演されていました。
両会社とも独自のビジネスモデルで躍進しております。
では、「利益をあげています」、その先は・・・・・。


トライの専務さんに村上龍さんが番組の最後に
こんな質問をしました。


「日本はすでに先進国となりました。
画一的な試験で判断するという方法は
もう止めた方がいいんじゃないですかね」


努めて明るく聞いていましたが、
専務さんは苦笑いで、返す言葉に窮していました。


それはそうですよね。


この質問は普通の受験勉強を否定するということで、
つまりはトライのようなビジネスにも疑問があると言っているようなもんですから。


番組最後のコメントでは、

「貧しい人たち、トライのようなところにお金を払えない人たちが
平等にいい教育を受ける必要がある」

「勉強というのは、ひいては日本の経済にもかかわる
大きな問題だ」

とも言ってました。


 先生はどんな大風呂敷を広げられますか? 


私どもも企業ですので、利益を上げなければなりません。
つまり、私どもの製品を買っていただかなければならないのですが、
そのためには、どうすればいいのか?

私たちはこの80年間、常に


「術者に使いやすく、患者さんにやさしい製品づくり」


を胸にやってきました。


一見するとこれは私どもが製品を買ってもらうためだけの、
必要不可欠な姿勢に聞こえるかもしれません。


この言葉の奥にあるもの。


一つの会社として、生き残っていくためには
利益だけを考えていると、落とし穴にはまります。
理想でもいいから
その奥を見ていなければいけないと感じています。


私たちで言えば、


歯医者さんが患者さんにとって
痛くて、行きたくない場所から、
痛くなくても、すすんで予防のために行く場所にする。
ひいては、国民や世界の人々の歯を守り、
いつまでも自分の歯で噛めるということの一端を担い、
それが人々の体全体の健康を守ることである。



これが私たちの願いです。


こうした思いがありますので、
小さな会社ながら、そして浮き沈みがある中、
(錦部教将曰く、「沈むときは沈むんだけど
浮くときってそんなに大きく浮かないんだよな(笑)」)
なんとか80年、続けてこれたのかなと感じています。


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2009年06月21日

カテゴリ: SNO語録 マスコミ・メディア 歯科医師さん向け

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