歯面への超音波チップの当て方を、つい忘れてしまう瞬間

歯面への超音波チップの当て方は・・・

フェザータッチですよね。

このフェザータッチを心がけているにも関わらず、

ついフェザータッチを忘れてしまう瞬間があります。
それが、例のガタガタの形状の超音波チップを使ったときです。

きれいな形状の製品とガタガタの形状の製品の
両方を使ったとしても
はっきりと違いが分からないかもしれません。

しかし、感じているはずです。

あれ、なんか落ちが悪いな。
なんか時間がかかるな。

昨日もとある先生とお話しする機会がありました。

その先生は当社のキュレットタイプを購入頂いた先生で、
以前は、純正品の同タイプを使用していたそうです。

私が「違いが分かりますか」と聞きますと、
その先生も「はっきりとは分からないんだけど、
あー歯石の落ちがいいなーとか感じる程度だね」
と仰ってました。

この「感じる」はとても大事なことです。

なぜなら、術者が感じたことは、

患者さんも同じように感じるからです。


この波形は形状がガタガタの超音波チップの

超音波振動しているときの振幅の幅をあらわしている波形です。

超音波チップはフォルムで振幅の状態が変わります 第二話

でもお話ししましたが、

この波形でもわかる通り、振動している超音波チップを歯面に当てる際に、

フェザータッチをしようとすれば、
ポイントを大きい波のところに合わせようとするはずですので、
そうしますと小さいところでは歯面に超音波チップが当たりません。
ですので、超音波チップが歯面や歯石に接している時間が短くなり、
歯石除去などに時間がかかることになります。

つまり、どれほど腕がよくても、
このような波形を出す超音波チップを使っていることで、
施術効率が悪くなり、ガタガタと患者さんの歯に負担をかけます。

そして、それが痛みとなって患者さんを襲うのです。
これは腕ではなく、超音波チップの性能に左右されるのです。

しかし、この超音波チップの性能に左右されているのは、第一段階です。

この効率が悪く、時間がかかることで、
誰でも魔法にかかったようにしてしまうことがあります。

それが第二段階です。
その第二段階とは人為的な行動です。

超音波チップの歯面の当て方で大事なのは、フェザータッチです。
そうなんです。
あれだけフェザータッチを心がけていた
歯科医師さんや衛生士さんが・・・・・。
それなのに・・・・。
あれっ?落ちが悪いな。
時間がかかるなと思った瞬間に

超音波チップを歯面に強く
押しあてようとしてしまうのです。

これは反射的なことです。

この行為は、
波形の小さいところで強く押し当てることになりますので、
チップが跳ねてしまいます。
そして、さっきまでは大きい所でフェザータッチをしていたので、
大きい所では当たりましたが、
今度は小さい所で強く押し当てているので、
小さい所でもチップがはねてしまい、
大きい波の所でフェザータッチをしているよりも
さらに効率を悪くしてうという結果を生みます。

これが第二段階です。

しかし、これで終わりではありません。
この行為の先にはなんと魔の第三段階が待っています。
これもまた反射的にしてしまうことです。

なんか、ホップ、ステップ、ジャンプみたいですが、
まさにそんな感じです。

答えは、難しくありません。

明日、書きますが、多分ご自分の頭の中で、
さらに効率の悪い超音波チップを
使っていることを想像していただければ、わかると思います。
どんなことをしてしまう可能性がありますか?

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