さらに歯石除去を楽にする切れ味の超音波チップ

現在、錦部製作所でもっとも多く注文を頂いているのは、
実は、刃のついているタイプの超音波チップです。
この刃の付いた超音波チップが多くの歯科医院で
愛用される理由はいくつかあります。

  世界で一番はじめに刃の付いた
     超音波スケーラー用チップを製造販売しました

私どもが超音波スケーラー用チップの開発に
取り組みはじめたのは昭和62年でした。
開発のきっかえになった製品は、とある理由で日の目をあびることは
ありませんでしたが、
同時進行しながら、7年の歳月をかけて開発した製品
私たちの歯科医療機器超音波チップの初販売となりました。


それが「H3」という刃のついている製品です。


この刃の付いている超音波チップを

世界ではじめて製造販売したのが当社です。


現在、私たちが製造販売する刃の付いている超音波チップは
全部で7種類あります。


大変小さく刃の付いているものや
形状が3次元に曲がっているものがあり、
H4ロングミニという製品は、
フランスのサテレック社の副社長をして、
「アーティスト」と言わしめたほどの形状です。


ちなみに写真はこちら→https://www.nishikibe.co.jp/seihin/

そのキュレットタイプで大事なのは
刃が付いていることであることは、フェザータッチを生かす超音波チップの形状の見分け方の回でお話ししましたが、


そもそも何のためにこの刃の付いているタイプが
開発されたのか。


  刃の付いてる超音波チップは
        歯科医院と患者さんに大きなメリットがあります


それは簡単に言えば、歯石除去の効率化のため
ですが、この裏には、歯科医療業界を思う
大変深い意図が隠されています。


もし、このブログをはじめから読んでいただいている方なら
お分かりいただけるかもしれませんが
歯石除去を効率的に行えればどれだけ
医院と施術者と患者さんにメリットがあるでしょうか。


超音波チップの刃の付いているタイプには
賛否両論があるのは存じています。


先日、お会いしました歯学部の教授も
当社のキュレットを見て、切れそうで怖いと仰いました。
しかし、本当に怖いのは切れない刃物です。


家庭の包丁を思い出してみてください。
長く使い、しかも一つの包丁で、野菜から肉から、硬い物まで切りますので
刃がぼろぼろで切れ味が落ちています。
(ちなみにどの超音波チップも消耗品ですので、長く使えば、
切れ味がおちます。)


そのぼろぼろの刃で切ろうとすると、どういう力の入れ方をしますか?


力をこめて切るのではないでしょうか。
これが手元をくるわせる原因だったりするのです。
切れる包丁ならどうでしょうか
力を入れることなくスッと切れます。


超音波チップも同じです。
切れあじのいい刃がついている超音波チップは本当は怖くないでのす。
つまり、力をいれることなくスケーリングができますので、
術者と患者さんにやさしいスケーリングができる
、ということになります。



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