超音波スケーラーのP-MAXはやっぱりいいですね
「P2を使っているんだけど、
これに合う超音波チップはありますか」
P2とは約20年以上前の1987以前にに販売された
スプラソン用の超音波スケーラーです。
ちなみに下記の写真右が当社が保有する超音波スケーラー・P3特別バージョンです。
私たち錦部製作所はP-MAXの純正品を製造して20年になります
知らない先生もまだいらっしゃるかもしれませんが、
私ども錦部製作所はP-MAXの純正品を製造して20年になります。
もしお手元に超音波チップのパッケージがありましたら
ご覧になってみてください。
このように製造元に私たち錦部製作所の名前があります。
現在でもフランスからの一部の輸入品を除いては
全て私どもがP-MAX用の超音波チップを製造しております。
(エンドの関係はフランスからです)
P3は私たちが昭和62年に超音波チップの開発依頼されたときに
購入した器機でわざと少し振幅がでずらいように
なっております。
この器械で試しながら開発を進めました。
ちなみに上記写真の左側は最新の超音波スケーラー・P-MAXプラスです。
その他、私どもには主要なメーカーさんの超音波スケーラーが
揃っております。
同形状の超音波チップで
各社の超音波スケーラーの振幅の比較をしてみました
この各社のスケーラーを使いまして同形状の超音波チップで、どのメーカーの本体がどれだけパワーレンジが小さく
大きな振幅がでるか試してみました。
測定器はレーザードップラー振動計。
ドップラー効果を利用して振幅を計測するという測定器です。
ちなみに500万円します。(笑)
超音波チップはスプラソンNO1という超音波チップの形状と
同形状のもので、各社から同様の形状がでているというスタンダードな形状の
超音波チップを使用しました。
さて、結果ですが・・・・・。
各メーカーの本体器機の名前をあげて
何ミクロンと言いたい所ですが、
勝手に名前をあげるとお叱りを受けるかもしれないので
書ける範囲で書きます。
P-MAXではスケーリングモードの1で66ミクロン。
そして私たちが本体器機としては一目置いておりますコスモメディカル
の超音波スケーラーではスケーリングの最低パワーの5で40ミクロン。
私たちが今、市販しているメーカーさんのものは、
残念ながらP?MAXの5分の1程度でした。
その他、あと2社さんの超音波スケーラーで試しましたが、
もし、気になりましたらメールなどでご連絡いただければ
こっそりお教えします。
スケーリングでは小さなパワーでやればやるほど
患者さんにとってもやさしいですし、術者も楽になります。
先日も市販している超音波チップ三点を
すべて買っていただいた埼玉県の先生からメールをいただきました。
「三点購入させていただいて使用してみました。
HPに書いてあるとおり大変すばらしい超音波チップでした。
患者さんにもやさしく術者にも楽になる。本当にいい超音波チップを
手に入れたと思っております」
ぜひ、スケーリングは弱いパワーでできる超音波スケーラーと
超音波チップを選んでください。
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