”笑顔のもと”
退職したことを書きました。
同じく、私の中で印象深い人が退職されました。
それは旭山動物園の園長をされていた小菅さんです。
笑顔のもと
旭山動物園が入園者の減少により閉園をせまられるまでになり
そこから今の人気を博すようになるドラマチックな展開は
テレビでもドキュメンタリーで何度も放送されています。
私も見ましたが、数々の苦悩を越える姿が
身につまされました。
それでもその壁を乗り越えたからこそ
今の全国の動物園が注目する旭山動物園になったんだと思います。
そしてその壁をこえる源になったのが
動物園を訪れるひとに
「笑顔のもと」を提供するんだという気持ちだったのではないでしょうか。
小菅さんは旭山動物園の公式HPでこう言っています。
「近代動物園の役割は,レクリエーション,研究,教育,自然保護の4つであると明瞭に謳われています。
“野生動物の研究のため,環境教育のため,自然保護活動,これらは動物園にとって今や必要不可欠の活動である”。
“この3本の柱を持たない動物園は存在を許されないのだ”。
でも“これらの活動は,大学や研究所,教育機関,国,自治体など動物園でなくても推進できることなのだ”。
”というより動物園独自で活動することは難しく,実際には活動の一部を担うことになるのではないか”。
”では,動物園にしかできない活動は何なのか”。というようなことを考えていたのです。
そこで,レクリエーションです。辞書を引くと「recreation:肉体的・精神的疲労をいやし,
元気を回復するために休養をとったり娯楽を行ったりすること」とあります。
現実に動物園ではほとんどの人が笑顔なのです。みな,緊張感から解き放たれた癒しを実感しているようです。
ですから,間違いなく動物園は人々に“笑顔の元”を供給しているのです。そのことを一番実感しているのは,我々動物園人のはずです。」
参考:http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
私たちもまた先生や衛生士さん、その先いる患者さんの笑顔のために
よい製品をつくりたいと思っています。
そして「あー先生たちの役に立ったんだ」と実感できるのが
私たちの場合は、感想などをお聞きしたときや
繰り返し注文をいただいたときです。
また買ってくれるということは使ってよかったんだなと感じることができます。
先生方、衛生士さんはまさに患者さんの笑顔のために
がんばっているのではないでしょうか?
これからもこの小菅さんのように「笑顔のもと」を
供給できるようによい製品を提供していきます。
カテゴリー[超音波スケーラー・チップ]