超音波チップのフェザータッチの落とし穴

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超音波チップのフェザータッチの落とし穴

 ファザータッチの落とし穴


自分で書いていても怖いです。


実は、超音波チップには共振点というのがあります。
この共振点はひとつ、ふたつではありません。


このいくつものポイントを知っているメーカーは世界でも
私ども錦部製作所ともう一社か二社ではないでしょうか。
(ただし、当社のチップのまねをするなどして
偶然ポイントをクリアしている場合もあります)。


では、共振点をクリアしていないチップを使うとどうなるか?
詳しく説明します。


 超音波とはなんだ? 

 

詳しく説明いたしますが、少し難しい話になります。
しかし、大事な話ですので、分かりづらい場合は
2度3度と読み返してください。


まず、少し本体のことを理解していただくべきかと思います。


超音波チップ、超音波チップと言いますが、
「超音波」とは何かご存知でしょうか。

そうです。

「音」の一種です。というか音です。


音には、耳に聞こえる音と聞こえない音があります。


人間の耳には、低い方が30ヘルツ、高い方が2万ヘルツ、
大まかに言って、この間が聞こえるということになっています。
大まかと言うのは、人によって個人差があり、
また、疲労などによっても変わるからです。


30ヘルツ以下を超低周波、2万ヘルツ以上を超音波
読んでいます。


ここまでは大丈夫でしょうか?


そして音が耳に伝わる仕組みは
糸電話を思い出していただくといいかしれません。
音は、空気がないところでは伝わりません。
また糸電話で糸がたるんでいても伝わりません。


糸電話で紙コップに口をつけて話すと
紙コップの底が振動し、その振動が糸に伝わり
糸から相手の紙コップの底に伝わり、
耳に聞こえるという感じです。


このとき音は波となって伝わっていきます。
これが音波=音です。


音波は、こんな感じです。





この音波の形がとても大切です。


音波は見ての通り縦波です。
これも後日お書きしますが、

この縦波がとても重要なキーワードですので

よく覚えておいてください。


糸電話の仕組みを超音波スケーラーに置き換えますと
本体から機械的に発振された超音波振動が
ハンドピースにつたわり、ハンドピースから
チップに伝わり、チップが超音波発振するという
仕組みになります。


簡単に書きましたが、


このハンドピースから伝わる


超音波振動をチップに共振させるのが


とても難しいのです。



超音波チップには、本体が発振する超音波振動に
共振させるためにポイントがあります。
このポイントを共振点などと言います。


その共振点、ひとつではありません。


いくつものポイントをクリアしたチップでなければ


本体の性能どおりの振幅をだすことができません。


超音波とは、それほど難解で、
超音波チップとは、それほど緻密に
つくられている歯科医療器具なのです。


では、本題です。


 フェザータッチでは歯石除去はできません 



共振点をクリアしていない超音波チップは、
本体の性能とおりの超音波発進をしません。


振幅が小さかったり

徐々にパワーを上げているつもりが

急にパワーが強くなったりします。

また、振幅が一定ではなく、ガタガタと動いたりします


想像してみてください。


固い歯石などがあり、もう少しパワーをあげたいな
と思ったら、急に振幅の幅が倍になり、
患者さんに痛みを与える。


せっかくフェザータッチで大量のステインをとろうとしたら
パワーをあげないととれない。


なんだか患者さんに衝撃を与えている気がする。


しかし、これは残念ながら現実に存在する話です。


こうした超音波チップは、せっかくのファザータッチを邪魔するどころか
ファザータッチでは歯石除去の効率が落ちます。


フェザータッチで効率よい歯石除去をするために必要なのは
共振点をクリアし、なおかつ、先ほどの音波をきれいに
だす必要があります。


では、共振点をクリアし、音波をきれいに出す超音波チップは
どういう超音波チップなのか。
また、共振点をクリアしていなく、きれいな音波をだせないのは
どんな超音波チップのか、次回お話しにいたします。



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2008年11月26日

カテゴリ: あの衛生士さんは知っている超音波チップの効果的な使い方 売上がアップに貢献!?超音波チップの効果的な使い方 患者さん向け 歯科医師さん向け 歯科衛生士さん向け 超音波スケーラー・チップ

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『超音波チップのフェザータッチの落とし穴』へのコメント

  1. 小心もの より:
    歯石をとりに言ったら超音波のでやってくれました。
    歯茎に当たる?ところに衝撃があり「痛い、痛い」と言いましたら
    弱くしてくれまして「これでも痛ければ歯茎に問題がある」と言われました。


    手でやるのに比べすごく短時間でびっくり! 
    でも午後になって歯が痛くなりました。 
    しかしその歯は神経を抜いてあるので痛いのなら歯茎なのでしょう。 

    でも超音波って使いかたで歯を壊すこともできるのでは? 
    と思ったのですがどなたかご意見をください。

  2. 小心ものさん

    はじめまして。コメントありがとうございます。

    >でも超音波って使いかたで歯を壊すこともできるのでは? 
    >と思ったのですがどなたかご意見をください。

    そうですね。パワー設定などが強すぎれば
    歯を傷つけることもありますし、
    使い方や超音波チップと呼ばれる歯に直接触れる部分の品質で
    患者さんに痛みを与えることもあります。

    また、器具が摩耗していたりすると効率が悪く、
    痛みをともなうこともあります。

    その歯医者さんが超音波チップや歯石の除去にどれだけ
    力を入れているかで変わりますが、
    もし、痛い場合は、今回のようにはっきりと「痛い」と言って
    パワーをさげてもらうといいと思います。

    私は治療に関しては素人ですのでここからは
    推察ですが、歯茎に痛みがあるようでしたら、
    何かの原因があるかと思いますので、
    そちらをまず、治療してから歯石を除去するのはどうなのか
    聞いてみてもいいかと思います。

    こんな感じですが、また何かありましたら
    お気軽にコメントください。


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