遠すぎず近すぎず

野球の守備練習でノッカーがノックするとき、
選手が一所懸命に諦めずに
もうちょっと、もうちょっとで捕れると
ボールを追いかけ続けるのに
ここに打つという技術があります。

それはその選手の力量を見極め、
その選手が懸命に追いかけても
あと30センチのところに打つのです。

これが10センチや15センチだと
何かの拍子に捕れてしまう。

逆に50センチ離れると追いかける気持ちを
なくさせてしまう。

教育するときはこういうことを意識しながら
やっています。

大きなビジョンを言いつつ、
あまりに簡単な課題ばかりではなく、
ちょっとがんばらないとできない課題を準備するように
しています。なるべくですが。