人を育てるということは”待つ”こと

今日はSNO語録(Sすべて Nにしきべ Oオリジナル)です。


人のを育てるということは”待つ”ことである

これは数年前から私が実感していることです。

 すべてを教えては育たない 

私が錦部製作所に入って以来、何人かの職人を
育てました。
現在もパートさんを含め数名の職員を
育てています。


難しいと感じるのは、

どこまで教えて、どこからは考えてもらうかです。


技術職の場合、本来はなんでもかんでも教えては
自分で考えることをしなくなり
教えた時は成長しても、
いつでも教えててもらうことを待つようになり、
結局は一人前になるのに時間がかかります。


しかし、この

自分で考える=仕事に対する気持ち
は容易に育つものではありません。


ましてや、
仕事に気持ちをいれろ!!
モチベーションをいつでも高くしろ!!
と叫んでもそなるものではありません。


育てる側が仕事に気持ちを入れてほしかったり
モチベーションをいつでも高くしてほしかったら
そうなるようにもっていかなければいけないわけですね。


「気持ちが育つ」には時間がかかります。


だから待つしかないのですが、
ただ、ぼけっと待っていてもどうかなと思いまして
ときどきは、あれこれ目標を具体的に言ったり、
自分の体験を話したり、自分のやっていることを見せたりしています。


教えている人が修行の期間があるていど過ぎ、
能力が高ければ高いほど
あー、おしいなー。もうちょっとここで一工夫したり、
気持ちを込めると一皮むけるんだけどなーと感じたこともあります。


かくいう私も社長からすればまだ、育てているという感じが
強くやきもきしているのがたまに見えます。
社長もまた、私のこともまだ”待っている”のだと思います。


これを読んだ、いろんな分野で育ててもらっている人が

「あーもしかしたら自分も待ってもらっているんだなー」と

感じたら、そこで一歩前に進んだかもしれません。


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2 Responses to “人を育てるということは”待つ”こと”

  1. ぶーすけ より:
    私も 自分のやっていることはまだまだ未熟だな。。。って思うことは
    いろいろな場面でやまのようにあります。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

    ただ、今職場でちょっと困った未経験のパートの40代のひとがいるのですが・・・
    実は助手業務ですら ちょっとかじったほどの仕事ぶりなのですが 
    本人は満足しているみたいで 向上心がありません。

    やってほしいことを周りのみんなも優しく言っていたのですが
    言い訳ばかりで そのうちみんなもだんだん言わなくなり
    、ドクターも本人が気付くのを待ってる状態で。かれこれ1年。
    私自身もその人と働くと疲れてきました。
    周りの負担が大きくなってしまっています。


    待つことにしているのですが 待つって疲れてきました・・・
    すみません・・・悩み相談みたいになっちゃいましたね。
  2. ぶーすけ より:
    歯科器具職人さま

    先日は 変な相談してすみませんでした。。。。
    職場はみんな レベルの高い方ばかりなので 
    その方がつい 気になっているのかもしれません・・・・
    待ち時間は人によって様々ですし わたしもまだまだ、人を待たせているのだと
    きちんと自覚して がんばらないといけませんね♪

    どんな時でも 何かあるときにいろいろ振り返ることができるので
    今の状況もきっと なにかのメッセージかもしれませんよね♪

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