現在、女性歯科医師さんの全体の割合は
約20パーセント。
2020年までには、あらゆる分野で
女性の占める割合を30パーセントにまで
上げようという運動もあります。
そんな中で、女性医師さんが
医師を続けていくための悩みとは。
女医さんの悩み
第102回歯科医師国家試験の合格者の割合は
女性が4割を占めました。
しかし、せっかく歯科医師になっても、
結婚や出産を機に離職する場合が多いようです。
日本医師会が実施した
「女性医師の勤務環境の現況に関する調査」で分かった
女医さんの職場に関する悩みでは、複数回答で
一位 家事と仕事の両立 64.1パーセント
二位 プライベートな時間がない 44.6パーセント
三位 勉強する時間がない 43.8パーセント
となっております。
また仕事を続けていく上で必要と思われる制度や支援は、
「託児所・保育園などの整備・拡充」が64.8パーセント
「人員の増員」が62.3パーセント。
「宿直・日直の免除」が62.0パーセント
「病児保育」が61.5パーセント
「時間外勤務の免除」50.8パーセント
などがいずれも50パーセントを超える高い要望になっています。
私どもの職場でも私の妻ともうひと方、
小さなお子さんをの子育てをしながら働いています。
私自身の子供がまだ幼稚園と保育園と小さいので
急に熱を出したり、行事があったり、
幼稚園や保育園の帰る時間がまちまちだったりするのが
よくわかりますので、
それを理解することができます。
そういうこともあり、早く帰る、または遅く来るなどした時も
私自身や会社全体でそれがしづらい雰囲気にならないように
心がけています。
私どもの職場でも女性が不可欠です。
こうした悩みに耳を傾けていきたいと思います。