私たちのつくる超音波スケーラー用チップは歯周病を治す手助けをするものですが、歯周病の原因の一つが噛み合わせだと言われています。
そこで今日は日本矯正歯科学会さんを紹介したいと思います。
まず、矯正歯科ってどんなことをするんだろうと思われる方もいるかと思います。
日本矯正歯科学会さんでは以下のように説明しております。
悪い歯並びや噛み合わせを放っておくと、こんなことになります
まず、矯正歯科ですが、
悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。
しかし、きれいな歯ならびにするために、歯を削って「差し歯」にすることは、基本的にはありません。
矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。
そして、 悪い歯並びや噛み合わせを放っておくとこんなことになります。
・ 食べ物がよく噛めない
・ ことばが明瞭でなくなる
・ むし歯になりやすい
・ 歯槽膿漏になりやすい
・ 口臭の原因になる
・ アゴの関節に負担をかける
・ 歯を折ったり、ケガしやすい
参照日本矯正歯科学会さんのHP
けっこう衝撃的ですね。
実際の症例に即し、質問にも答えています
例えば、こんな症例です。
現在12歳の男の子の矯正治療をすることになりましたが、
先生から説明を聴いた際に歯を4本も抜くといわれ、
非常にショックでしたし、子供も怖がっています。
健康な歯を抜いても将来問題は起こらないのでしょうか。
さらにこんな症例も。
中学1年の女の子ですが、全部の歯が永久歯になったので、
上下の全部の歯の外側に装置を付けることになりましたが大変そうです。
近所のお子さんは取り外しのできる簡単な装置で治ったとのことですが、
娘にもこのような装置で治療することはできませんか。
このような質問に日本矯正歯科学会さんのQ&Aのページで回答しています。
歯周病とも関わりがあります
私も歯医者さんに通い始めた初日に歯型をとりました。
噛み合わせが深いと言われました。
前歯が出ているんですよね。
噛み合わせが悪いことにより歯を支えている周りの組織がもっとダメージを受け、歯周病がさらに悪化することがあり、
歯周病はプラークが原因で発症する病気ですが、噛み合わせの力との関係も悪化させる要因になっているとのことです。
こちらが日本矯正歯科学会さんのHPです。
日本矯正歯科学会さんのHP
ちょっとトップページは地味ですが、中身がよければいいのです。
何がいいってQ&Aがとても充実しています。
日本矯正歯科学会さんのQ&A
治療の必要な不正咬合(噛み合わせが悪いかどうか)の判定基準という項目では10個のチェックリストがあります。
治療のメリットやデメリットも載せてありますし、どういう歯医者さんを選べばいいのかも書いてあります。
他のページでは日本矯正歯科学会の認定医が都道府県別に検索できるページもあります。
矯正歯科でお悩みの方はぜひ、一度訪ねてみてください。
ちなみに日本矯正歯科学会さんの目的は
「歯科矯正学の進歩,発展をはかることを目的とする.この目的を達成するために,学術大会の開催,機関誌の発行,認定医等の設定,その他必要と思われる事業を行う.」となっており、歴史も長く、東京において、東京在住の矯正歯科学研究家によって1926年10月に創立されました。