日本臨床矯正歯科医会が面白いアンケート結果を
発表しました。
8月8日「歯並びの日」に男女1000人に聞いた
「歯並びと矯正歯科治療」に関する意識調査の結果なのですが、
質問項目は、
・「歯並びは第一印象を左右すると思うか」
・「歯並びが美しいとよい結果が得られそうな人生における場面」
・「歯並びが美しい人から受ける印象」
・「今よりも美しい歯と肌を手に入れるために、かけてもよいと思う金額」
・「歯の咬み合わせが悪いことが原因で発症のリスクが高くなると思うお口まわりのトラブル」
などです。
簡単にまとめてみました。以下の表が見やすくなっています。
人からの印象(心)と健康の両面で歯は大切
※以下は日本臨床矯正歯科医会HPを参考にしております。
まずは、私は少し驚いたのですが
「今よりも美しい歯と肌を手に入れるために、かけてもよいと思う金額」では、
1万〜10万円未満 「歯」:405人 「肌」:384人
10万〜50万円未満 「歯」:90人 「肌」67人
50万〜100万円未満「歯」:18人 「肌」:9人
となってます。
「美肌」より「美歯」、「美口」なんていうのが浸透してくると
いいですね。
さらに「歯並びが美しいとよい結果が得られそうな人生における場面」では、
「お見合い」62%
「入社試験の面接」53.7%
「ビジネスの商談の時」47.3%
となっており、第一印象が重視されがちな場面で
歯並びは美しい方が有利との認識を持っている人が多いようです。
また、家庭での節約項目はの問いでは、
と「歯科医療費」は11.5%と、
「医科医療費」の13.3%と比べても低く、
「歯科医療」は人々にとって必要不可欠な項目と考えられます。
他にもさまざまな項目がありましたが、
今回の調査では、美しさには関心が高いものの、
「咬み合わせの悪さが原因で起こる“お口のトラブル”に対する認知」は、
顎関節症56.8%、
虫歯54.7%
歯周病44.7%とまだまだ不十分でした。
しかも、これは選択式でしたからここまでの
数値になりましたが、書かせる方法でしたら
ここまで高い数値にもならなかったと思われます。
歯の持つ力というのは「健康面」と「見た目」という
両面で重要だと一般の方に広く認知してもらいたいですね。