なんと珍しいことに
レッサーパンダが歯周病になってしまったようです。
その原因は・・・・
やっぱり食生活が大事です
歯周病になってしまったのは、
夢見ヶ崎動物公園のレッサーパンダ「カツオくん」。
今年1月に川崎市夢見ヶ崎動物公園に“婿入り”したのですが、
重症の歯周病を患い、結果的に奥歯など4本が抜けてしまいました。
原因は、そのカツオくんの食生活でした。
レッサーパンダは一般的に笹を食べます。
ササは繊維質で歯磨き効果があるそうなのですが、
カツオくんは笹はあまり食べず、
固形飼料やバナナ、リンゴなどを好んで食べたようです。
このため、歯磨きをしなような状態になり、
長年の歯垢がたまったと考えられています。
カツオくんの異状がわかったのは6月4日朝。
左目の下が腫れ、目薬を差しても治らないため、
麻酔を打って口内を診察したところ、歯周病とわかったそうです。
現在もは食欲が半分くらいに落ちてしまって、
パートナー「明明(ミンミン)」(メス9歳)だけが公開され、
カツオくんは治療に専念するため、同公園は当面の一般公開を取りやめています。
それぞれの食生活、
そして、毎日の歯磨きが大事だということを
改めてレッサーパンダに教わりました。