歯根部とは sikon

歯根部とは直接見ることのない歯肉の下の部分に位置します。
しかし、歯周病などにより歯肉が下がりセメント質で覆われた部分が露出してしまうことがあります。

歯根部はセメント質象牙質、歯髄という構造をしています。

歯科では歯根部の治療等として、下に示すことなどが行われています。

レントゲンを用いて歯根部の状態を見ています。
口の中全体を撮影する場合をパントモ、一部の歯だけを撮影する場合をデンタルと言います。

その他に歯根部の歯石をキュレットという道具を用いて除去したり、
歯根部の虫歯の治療する根管治療などが行われています。

歯肉が下がりセメント質で覆われた歯根部が露出すると
この部分は非常にカリエス (虫歯) になりやすいので気をつけてください。

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※この文章は、錦部製作所の?山尊臣(たかやま たかおみ)が作成しております。

錦部製作所は大正10年創業の医療歯科器具メーカーです。
「先生や衛生士さんに使いやすく、患者さんに痛みの少ない歯科器具作り」をモットーに
90年の間、研鑽を積んでまいりました。

現在は歯医者さんが歯石や歯垢除去などの際に使う「超音波チップ」という器具をメインに製造しております。

もし、歯医者さんで歯石除去を器械で行うことがありましたら、

「この超音波チップは錦部製作所のものですか?」

と聞いてみてください。

もし、錦部製作所の器具を使っていれば、その歯医者さんは歯石除去に意識が高い歯医者さんの場合が多いでしょう。