第102回歯科医師国家試験の合格者は
女性が4割を占めました。
実際に医師として働いている女性も
2割を超えているようです。
さて、女性医師の平均年収とは
どれくらいでしょうか?
女性歯科医師さんが歯科業界をリードする
先生と言うとすごく高い給料をもらっているような
イメージですが、実際は以下のようになっています。

国家公務員の平成19年の平均年収が
662.7万円でしたのでそれよりも
150万円以上も低いですね。
ちなみに過去3年間の推移ははこうでした。

平成17年は男性の歯科医師の平均年収が
903万円でしたので、女性歯科医師さんの方が
若干高かったことになります。
給料もそうですが、女性歯科医師さんの場合、
家庭との両立や自分の時間が持てないなどの
悩みがついてまわるようで少し心配です。
と言いますのは、私どもの推奨する
患者さんにやさしいスケーリングは、
実際にお話を聞いていますと
女性歯科医師の先生は頭で「やさしいスケーリングをしなくちゃ」と
考える前にすでにそれを体言しているように思うからです。
ある勉強会によばれました際に
フォースケージという押す力を計測する測定器で
どの程度超音波チップを歯面に押し付けているか
計測させて頂いたことがあります。
その際も男性がほとんどの方が1N程度だったのに対し、
女性は約0.3Nでした。
1Nですとやはり患者さんに少し押し付けている感じになりますが、
ぎりぎり痛いとは思わないかなという程度の押し付け方になります。
これが1.5Nになりますと痛みを感じます。
それが0.3Nならば患者さんはすごく
快適に歯石除去をうけているはずです。
もちろん全ての女性歯科医師さんがこうでは
ないかもしれませんが、
ぜひ、これからも「患者さんにやさしいスケーリング」で
歯科業界を盛り上げましょう!








