波形のきれいな超音波チップでもパワーをあげてしまうとき

形状がよく、きれいな波形がでて、
効率よく歯石・歯垢除去ができるいい超音波チップでも
歯科医師さんや衛生士さんが


パワーをあげてしまうときがきます。
それはいつでしょうか・・・・・・・

 防ぎようがありません 

パワーをあげてしまうとき・・・・

それは超音波チップが消耗したときです。


形状ががたがたの超音波チップが患者さんに痛みを与えるように


磨耗した超音波チップは、患者さんに痛みを与えます。

超音波チップは磨耗をしていくと徐々に
振幅の幅が小さくなります。


それを補うために、歯科医師さんや衛生士さんは
パワーをあげるしかありません。


しかし、パワーをあげれば振幅の幅は元に戻せますが、
パワーをあげるとその分、強さがでますので、
患者さんは強くあたっていると感じます。


 実験をしてみましょう 

超音波チップを金属片にあてて試してみてください。
どのメーカーの本体でも結構です。


まず、パワーレンジをSモードなどの1にして、
いつも歯石除去をする程度の力で金属片に当ててみて
音を聞いてみてください。


そしてパワーレンジ3にして、だいたい同じくらいの力で
当ててみてください。
次はパワーレンジ5で同じように。


音がどんどん大きくなると思います。
パワーが強くなっている証拠です。


厳密に言えば、これは磨耗していない超音波チップでの
実験ですので、音が大きくなるのは当然ですが、
磨耗した超音波チップで同じことをやれば、
もっと音が大きくなります。


超音波チップを出している会社は各社2ミリを
目安にしています。


2ミリ減ったら交換してください。とか
2ミリ減ったら50パーセント効果が落ちますなど。


しかし、2ミリ減った超音波チップは原形をとどめていません。 先端の形状はいろいろありますが、
先端に歯石など除去しやすいように工夫している製品が
多いので先端がなくなれば超音波チップの特長は失われたことになります。


昨日、紹介したキュレットタイプも刃がついているのは、
先端から2ミリ程度ですので、
刃がなくなっているということになります。


私どももまた右に倣えで2ミリ減ったら・・・・と申し上げていますが、

はっきりといえば・・・

言おうとすると言えないですね。


しかし、はっきりと一つ言えるとすれば、
長い目で見たとき、また費用対効果を考えれば、
一番大事な患者さんの快適さや逆に苦痛。
そこからくる医院の評判、患者さんのリピート化
まで考える必要があるかもしれません。


先日、半年に一回は当社から超音波チップを購入してくださる
しぶかわ歯科クリニックの院長と話す機会がありました。


院長曰く「効率よく治療できる新しい超音波チップのほうが
治療の時間短縮にもなるし、そうなれば患者さんの負担も減るし、
術者の負担も減ります。時間が短縮すれば多くの患者さんの治療もできるし
患者さんに喜んでもらえれば、口コミにつながることも期待できます」
と仰っていました。


私どもが超音波チップを製造する工程の中の一つには
1万2千円もするエンドミルという刃物が3時間で
使えなくなるという工程もあります。


歯科医院の現状は厳しいです。
その厳しさの中でどうされるかは医院次第ですが、
他の医院との差別化の意味でも
上記のように考える先生が増えているのは確かなようです。


その中でも摩耗しにくい世界が認めた当社の超音波チップを数量限定
無料で試すことができます



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