ワールドデンタルショーで歯科器具職人として感じたこと

一昨日の日曜日にワールドデンタルショーに行ってきました。
華やかでしたね。一つ一つのブースの規模やデザインにも驚きましたし、
コンパニオンを使っているブースがあったり、
活気もありましたね。

そして、その裏では、「鎬を削ってるなー」
何かしみじみともしてしまいました。
当たり前なんですけどね。

もし、私達が出展したら、どうなるのかなーなどと
考えてたりもしまして・・・・・・

小さいブースで、前を通り過ぎる先生をどうやって
足を止めてもらうか。
どの出展社も一番考えるところですね。

 DVDを配るかな 

ミニセミナーを開いたり、コンパニオンを置くのもそうですね。
サンプルを配ったり、実演をしたり、どのブースも努力していました。

今、私達ならブースの前にでて、
DVDを配るかな。
ブースの中で待っていても誰も来てくれないですからね。

ブースの前で
「実際に製造する歯科器具職人が教えるシャープニング方法というDVDを差し上げています」と
声を張り上げていたら、興味を持ちますか?
どうなんでしょうね^^

ただ、確実に販売しているものの価格が高くなりますね。
歯科用というだけで、なんでこんなに高いのだろうと思うものも
あるのですが、こうして、告知のために費用がかかったりするので
仕方ないかと思ったりもしました。

 違う視点でみてしまいます 

私は職人というモノをつくる立場で見てしまいます。
すると、どうしても売るうまさに隠れてしまう、
その製品の質に目がいってしまいます。

これでいいのかな、とか思ったりもしてしまいますね。

複雑ですが仕方ないです。
メーカーごとにその強みが違いますね。
錦部製作所は品質が強みです。

しかし、そういうところに出展したときに
費用対効果を得られるだけの資金力はありません。

私達が知ってもらうためにできることを
別の方法で模索しなければなりませんね。

例えば、このブログもそうですね。

できるだけ多くの先生や衛生士さんに
本物とは何かを知ってもらうことが出来るように
少しずつ、進んでいきます^^

ということでDVDをプレゼントしていますので
よろしければどうぞ!