実は私の弟も生まれつきの障害を持っています。
弟は障がい歯科などの障害者歯科センターではなく
近くの歯医者さんで、受け入れてもらい
定期的にスケーリングなどをしてもらっています。
私の弟もそうですが障害者は意外と
歯の治療でも困ったりします。
そんな中、三重県歯科医師会が県と共同で
「みえ歯ートネット」という地域障害児(者)ネットワークを
設立し、早速アンケートなどで、
障害者(児)や家族の「歯や口で困ったことがあるか」など
調査しているそうです。
実際の診療に役立つ動きに
この三重県歯科医師会が県と共同で発足させる
「みえ歯ートネット」という地域障害児(者)ネットワークは
これまで不十分だった障害者歯科センターなどと
協力サポートする一般開業医との連絡体制を強化したり、
障害者や施設のニーズを把握したりして
口腔内の健康の向上を目指しています。
三重県歯科医師会の会員では
「障害児(者)の診療の対応の可否」では
対応可能が46.8パーセントあるそうで
私が感じていたよりは多いなと思えました。
その反面、やっぱり対応不可能が
32.4パーセント。三分の一あるのは
仕方のないことなのかなと少し落胆したりします。
うちの弟も緊張したりすると
体をつっぱたりしますので、
床屋さんですら、体を押さえているときがあります。
治療となると難しいのかもしれないです。
それでも、こうした動きが盛んになり、実際の現場で
障害を持つ人やその家族が何を望んでいるのかが反映され、
治療に役立つようになればいいなと思います。
三重県歯科医師会さんのHPをリンクしておきます。
2月11日はこの「みえ歯ートネット」の設立記念講演会も
あるようです。お近くの方はぜひ、いらしてみてください。