クインテッセンス出版「歯科衛生士」さんに取り上げていただきました

「歯科衛生士」9月号(クインテッセンス出版)でシャープニングの特集が組まれています。

なんと「各種シャープニング機器の徹底比較」です。

その特集の中に「現在はシャープニング専用超音波スケーラーチップもあります」
なでるDAKEを載せていただきました。

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 シャープニング器械の解説 

「歯科衛生士」さんはとても影響力のある雑誌ですね。チラッと載せてもらっただけなのに、問い合わせがけっこうあります^^本当に驚きです。

雑誌の中では3人の方が、それぞれのシャープニング器械の「良いところ」と「もう少しこうした方がいいところ」というのを解説しています。

読んでみるとかなり参考になると思いますし、なかなか良い点に目をつけていると思います。

こちらに私ども、研ぎのプロからの意見を加えますと、そもそも、シャープニング器械の良い所は、その器械を使いこなして、「ある原則さえ守れば」、ビシッとした刃をつけることが可能なところです。

しかし、このある原則を守ることが絶対条件です。もし、守らなければ、シャープニングストーンでのシャープニングと同様の結果となります。

そして、デメリットはこの原則を守ってシャープニングし、うまくいったとします。その時でも、器具がすぐに細くなってしまうことがあるというのが最大のデメリットです。

さらに問題なのは、砥石が当たっているその部分が見られないということなんです。

つまり、勘でシャープニングしているのと同じなんですね。

ただ、勘は大事なんです。感覚といってもいいでしょう。

実際、私達プロは感覚を大事にします。しかし、感覚でシャープニングができるようになるには10年位の修行は覚悟して下さい^^

 ちなみに研ぎのプロとは 

ちなみに研ぎのプロとは、刃物をつくるプロということです。

例えば、刀の場合、研ぎ師という方がいます。この方は研ぐのが専門です。しかし、歯科器具の場合、研ぎ師はいません。

棒の状態から、グラインダーなどを使って削りだし、まずは刃の格好を作り、熱処理をして、最後に研ぎます。

これが出来てはじめて研ぎのプロです。

つまり、、刃物を作るプロ = 研ぎのプロです

なぜなら、刃物を作る段階でしか分からないことがあり、それが分かって初めて研ぐことができるからなんですね^^

ちなみに私達が刃物を製造する時に使う、砥石などです。

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研ぎは飯を食っていける一つの技術です。シャープニングはそれとほぼ同様の技術をマスターするわけですから、どの方法でもそれなりに努力は必要ですね^^

追伸 研ぎのプロが教えるシャープニングDVDを無料でプレゼントしています。