昨日の続きです。
昨日のブログを読んでいない方は
こちら
https://www.nishikibe.co.jp/blog/anga/
現在、通院していない人で
歯医者さんに行きたいと思っている人が
56パーセントもいました。
しかし現実には
「行くのが面倒だから」が49.5%、
「仕事が忙しいから」が41.9%、
「お金がかかるから」が23.1%。
という理由で歯医者さんに行っていません。
しかしこれらを改善すれば患者さんに来院してもらえるかもしれません。
その改善のヒント!
患者さんが歯医者さんに行きたいと思っている時間帯
「行くのが面倒だから」、
「仕事が忙しいから」、
「お金がかかるから」のこの三つの中で
上記二つは改善が可能だと思います。
そのヒントが
「時間帯」に隠されています。
実は昨日のアンケートには続きがあります。
歯科医院に通いたい時間帯を複数回答形式で尋ねたところ、
「仕事帰り」が39.5%でトップ、次いで「休日」が31.0%、「午前中」27.6%だった。
男女別で見ると、男性の回答は「仕事帰り(38.2%)」「休日(34.6%)」
「午前中(24.4%)」という順位だったのに対し、
女性は「仕事帰り(41.0%)」「午前中(31.1%)」「休日(27.0%)」であり
「休日」と「午前中」の順位が入れ替わった。
その時間帯がよい理由の自由回答を見ると、
「仕事帰り」と答えた人は「休日は違うことに時間を使いたいから」
「時間の無駄がない」「わざわざ歯医者のために外出するのはいやだから」など
時間の有効活用を理由とする声が多かった。一方、「休日」と答えた人は「平日は忙しいから」「仕事に影響をだしたくない」
「時間に余裕があるから」など、
歯医者に通う十分な時間を取れるのが休日だけという理由のようだ。
「午前中」がよい人は「すいている」「会社に行く前に寄れるから」
「午後ゆっくりできるから」などと答えた。
このアンケートを見ますと、「仕事帰り」と「休日」は
すなわち通常の歯医者さんではすでに
終わっていたり、休診していたりする時間帯です。
現在ではこういう時間帯に診療をしている医院も
ありますが、このアンケートからは
理にかなっているということになりそうです。
一番来てもらいたいのは
「休日に行きたい」
と思っている方ですね。
この方たちは、
休日にゆっくり治療を受けたいようですので
治療に関心が高いと思われます。
こうした方には丁寧に時間をかけて
治療することができます。
これを読まれている先生が
私たちの推奨する
「患者さんにやさしいスケーリング」などを
実践されているならばその医院の方針が
患者さんにより伝わりやすいです。
まだまだこの時間帯に診療をしている先生は
少ないようですのでこの辺を対策してみるのは
いかがでしょうか?