歯科医院の待合室で患者さんの信頼を増すためにこんな方法はいかがですか?
そこでふた組の大道芸を見てきました。
ふた組とも楽しくみました。
子供も食い入るように見ていて、
終わった後も楽しかった、と言っていました。
仮にそのふた組をAさんとBさんとしましょう。先に芸を披露したのがAさん。
二番目に芸をしたのがBさんです。
このAさんとBさんは初めにお客さんを集めるために
両者ともバルーンアートを披露しました。
そのバルーンアートを見て、私はBさんの芸を見る前に Bさんの方が実力が上かもなと思いました。
その理由は・・・
やっぱり「見せる」ことが大切ですね
AさんとBさんは、バルーンアートに挑戦しました。出来あがってみると両者ともにハートの風船の中に
かわいいモチーフを用意していました。
Aさんはハートの風船の中にミニーマウス、
Bさんは二匹のトイプードルがハートの風船の中でキスをしています。 でも、その作る過程が違いました。
Aさんは、「これ作るのは難しいんですよ」、
「バルーンアートの大会で日本で1番の人に教わってますからね」
などと技術をアピールしながら作っています。
Bさんは、
「これは一つでも手順を間違えるとできません」、
「難しいので失敗するかもしれません」と言いながら
やはり、難しいことをアピールしています。
でも、本当に難しいと感じさせたのはBさんでした。
それは・・・・・、
Bさんが、背中の後ろで、風船を見ずに作っていたからです。
想像して見てください。
あなたなら、どちらが難しそうに見えますか?
口で難しいですよ、とだけ言うのと
難しいとアピールしながら、視覚にも訴えるのと。
私ははじめ、ミニーを見ているときは、「あー難しいんだろうな」と
見ていましたが、Bさんの時は
「あれは、難しいな」と感じました。
この難しい「だろう」と難しい「な」では雲泥の差があります。
これを歯科医院に置き換えます。
待合室もアピールの場!?
例えばラーメン屋さんでテレビや雑誌なんかを置いてあるお店がありますよね。
あれを見るたびにもったいないな、と思うんですよね。
ラーメンが出来上がるまでの時間をもっと有効に使えばいいのに、と。
もっと、自分たちのラーメンについて語ったり、とか。
で、歯科医院での待合室は、どうでしょうか?
医院内新聞や歯に関する資料なんかを置いていたりするのでしょうか?
現在は、インフォームドコンセントも含め、
患者さんに細かい説明をする医院も多いかと思います。
その言葉の説明により説得力を増すために
視覚を上手に使うと良いかもしれないな、などと思いました。
私の通う歯科医院では、
待合室にテレビが置いてあります。
そのテレビには歯科医院のスタッフさんのことや
治療に関すること、例えば歯周病の説明などを
映像として流しています。
実は、昨日も行ってきたのですが、
「えー、そうなんだ」と私も新しい発見をしたりします。
頭でわかっていることも映像で見ると
一段とよく分かります。
こうしたことでまた、その医院の信頼に繫がったりすると思いました。
私どもではシャープニングに関して
このブログで取り上げていますが、
それをDVDにしたところ、
やはり、映像にすると分かりやすいとよく言われます。
歯科医院さんでもDVDを作るのもいいと思います。
弊社のDVDは撮影と編集をプロに頼んだので
費用がけっこうかかっていますが、
そこまでこだわらずにやれば、
プレスなどにはそれほど費用がかからずに作れます。
もし、DVDを作りたいという歯科医院さんがありましたら
ご相談ください。
ちなみに私たちのシャープニングに関するDVDはこんな感じです。
もし、シャープニングに関心がありましたら無料でプレゼントしていますので
こちらからお申し込みください。

そうそう大道芸人のBさんですが、
実はハートの中のトイプードルにも意味があったんですね。
Bさんは芸の途中で、観客に手伝わせるという演出をしました。
その観客を選ぶ際、カップルで来ている男性を選び、
手伝ってくれたお礼として、その風船を女性の方にプレゼントしていました。
なかなかにくい演出だと思いませんか?
カテゴリー[歯医者さんのためのマーケティング]