シャープニングをするタイミングでスケーリングの技術まで変わります
中には現在のシャープニング方法が難しく、「やってもどうせうまくいかないから」と諦めている先生や衛生士さんもいるようですが、だいたいの歯科医院ではシャープニングが行われていると思います。
そこで大事なのが「シャープニングをいつするか」ということですが、あなたはキュレットやスケーラーがどうなったらシャープニングしていますか?
多くの方は「切れなくなったらシャープニングしている」かもしれませんね。
しかし、これでは遅いんです!
大切なのは切れ味を保つこと
切れなくなってからシャープニングするということは、シャープニングする直前の患者さんはすでに少し切れなくなっている状態でスケーリングをされているということになります。料理人に例えますと、切れなくなり始めた刺身包丁で刺身を切っているのと同じです。
ということは、刺身の角がビシッとたたず、だれてしまい、断面もツヤがでないかもしれません。これでは商品価値が落ちます。
では、どうなったらシャープニングするのが一番なのか?
冒頭に書きましたが、シャープニングとはキュレットやスケーラーの「切れ味を保つ」ためにする行為です。
分かりますか?
ポイントは切れ味を保つためという部分です。
もうお分かりですよね。
大切なのは、キュレットやスケーラーがいつでも切れる状態であることです。
そんなことを意識してシャープニングすると、実はスケーリングの技術まで変わります。
歯石がよくとれるんですね。
なぜなら、常に切れる器具でスケーリングができるからです。
あなたがスケーリングをする方なら分かるはずです。
切れないキュレットでスケーリングした時のイライラする感じ。
なかなか歯石がとれない感じ。
こう言い変えてもいいかもしれないですね。
スケーリングの技術ではなく、「常に刃物の切れ味を保つのは刃物の基本」である。
ぜひ、お試しください^^
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