歯科医院でのキュレットなどの研磨で大切なこと

歯科医院ではキュレットやスケーラーなどの刃物を歯科医師の先生や歯科衛生士さん自身で研磨をします。

その研磨方法はいくつかあります。

どの方法で研磨しても大事なのは、切れ味が元のように戻ることです。

しかし、キュレットやスケーラーをシャープニングする根本的な理由は「切れ味を元に戻す」とは別にあります。

キュレットなどを歯科医師の先生や歯科衛生士さんがマメに研磨する根本的な理由は何でしょうか?

 シャープニングする根本的な理由 

私ども製造の現場ではドリルやエンドミルなどの刃物が数多く使われています。

これらのドリルなどはデータに基づき、一定の間隔で交換されます。

なぜ、ドリルを交換するのか、私が新人に説明するときにこんな風に言います。

「ドリルは切れなくなるから交換します。でも、本当の意味は、錦部製作所の製品を使う術者の方に使いやすく、そして患者さんにやさしい治療を受けてもらうためにドリルを交換します」と。

当たり前ですね。

歯科医院でわざわざ先生や歯科衛生士さんがキュレットなどを研磨するのは、

切れ味を戻す = 歯石除去が楽になる = 患者さんに快適にスケーリングを受けてもらえる 

に必要なことですよね。

当たり前じゃん、と思われた方はこれをしっかり意識できているということです。

でも、もしかしたら、漠然と意識している場合もあるかと思います。

新人の方に研磨を教えるときなどはまず、このことをしっかりと胸に刻んでもらうことから始めるといいかもしれません。

一つ加えると、私ども錦部製作所では切れなくなってからドリルを交換しません。

品質を保つために、まだ、切れるうちに交換してしまいます。

歯科医院のシャープニングに置き換えると・・・・・

言わずもがなですね^^

さらに、キュレットなどの研磨は、その仕上がり具合で歯石のとれ方などが変わり、場合によって医院の評判まで及ぼします。

きちんとした、シャープニング方法をで研磨されてください^^

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